水素は、今から約130億年前のビックバンにより、宇宙で最初に誕生した物質です。
原子番号1、一つの陽子と一つの電子のみによって構成される非常に単純な構造でありながら、その実体は謎と不思議に満ちており全てが解明されていません。解明された中の一つが、水素に抗菌・抗ウイルス作用があることの発見です。この発見は、全く新しい発想での「水素製品」開発の可能性があるのです。
一口に「水素製品開発」と言っても、一朝一夕に完成出来るものではないかも知れません。それは冒険に似ています。例えば登山。挑戦しようとする山が高く険しくなればなるほど、その困難の度合いは飛躍的に高くなって行きます。それでも、いや、それだからこそ人は更なる高みを目指すのではないでしょうか。
水素の研究開発もそれと同じです。誰も経験したことのない未知の領域に分け入っていく。まるで道なき未知を手探りしながら歩いているような気がする時もあります。全く恐れがないと言えば嘘になりますが、それよりもその先に開けている場所に到達したいという思いがそれに勝つ。だから前進できるのです。
私達を取り巻くあらゆる文明・というものはこれまで地球上に生きて来た人間の飽くなき探求心や好奇心から出発しています。昨日まで、不可能だったことを今日から可能にすることです。人が空を飛び、やがて宇宙にまで出ていったのも全ては、「新天地」、「フロンティア」を求めるチャレンジ精神です。「思いは目に見えないが未来を創る」と考えています。
世界を変えたアップル社の創始者スティーブ・ジョブズはiPhoneの発表に際して、こう言いました。「アップルは、電話を再発明する!」彼にならって私はこう言いたいと思います。「(株)ナスメディックは、水素を再発見する!」水素の持つ無限の可能性を追求していきたいと思います。
(株)ナスメディック 代表取締役 那須美行